
はじめに
こんにちはYuzukaraです。
ご存じの通り、2020年4月16日に特別措置法に基づく緊急事態宣言が全都道府県に出されました。
ちょうどその時期から私が勤務する派遣会社へ多くの学生さんが派遣登録に訪れ、7月現在でも派遣社員としてバイトをしている方がいます。
「学校が休校になった」「バイトでシフトを減らされた」などの理由で空いた時間を埋めるために仕事を探した結果、たまたま派遣会社の求人を見た方がほとんどです。
もちろん派遣でバイトをしたことがない方ばかりで、初めは戸惑う学生さんもいました。
「アルバイトで派遣の仕事をしてみたい」
「派遣バイト検討している」
「友達から派遣のことを聞いて興味がある」
こういった方からよく聞かれる質問にお答えします!
学生さんに派遣バイトをオススメする理由はこちらでも紹介しています。
【現役派遣営業マンがおすすめ!学生さんが派遣登録するメリット】
面接のときの服装は?

結論から言うと、普段着で何も問題ありません。
学校に行って周りから変な目で見られない程度の服装でOKです。
派遣会社での面接段階でスーツ着用が必要なことはほぼありませんし、茶髪やピアスもOKです。
面接をする派遣会社の担当者が見ているポイントを挙げると
- 決まった期間まで投げ出さずに頑張ってくれるか
- 時間にルーズでないか
- 最低限の言葉遣いができるか
- 周りとうまくやる協調性があるか
だいたいこのようなものです。
服装がどうかというのはあまり問題にならないのです。
面接のときに履歴書は必要か?

これもよく聞かれますが、学生さんの場合履歴書は必要ありません。
代わりに学生証の提示またはコピー提出が求められます。
これにも理由があって、多くの学生さん(昼間学生)の場合「雇用保険」に加入しなくてよいからです。
どこの会社でも雇用する人の身分証明を求めますが、学生さんは学校に在籍していることを証明する学生証だけで事足ります。
就職したあとの知識として雇用保険について簡単に説明します。
仕事をする場合は加入条件を満たすと雇用保険に加入しなければなりません。
加入条件とは
- 1週間の所定労働時間が20時間以上である
- 雇用期間が31日以上である
この2つです。
上記条件を満たしていても昼間学生の場合は、雇用保険の適用対象外つまり雇用保険に加入しなくてよいのです。
雇用保険に加入することになると、雇用する会社がハローワークで加入手続きを行います。
派遣バイトの場合は派遣会社が加入手続きをします。
その手続きの際に、加入歴があり雇用保険被保険者番号が分かればその番号を所定の用紙に記入して提出します。
番号が分からない場合は雇用保険に加入していた会社名と在籍期間の確認があります。
社会人経験のある方は履歴書に書いてある勤務先と期間を確認して手続きを行います。
学生さんは雇用保険の適用対象外であるため、アルバイトを含む職歴の確認が必要ありません。
ほかのアルバイトとの掛け持ちするときの注意点
派遣バイトでは基本的には掛け持ちはできます。
お金を稼ぎたいあまり無理をして体調を崩したり、授業を休んだりなど学業に支障が出るようでは本末転倒です。
収入源が複数になることは魅力的ではありますが、自分が損をするだけでなくバイト先にも迷惑をかけることがないようにバランスを考えて掛け持ちしましょう。
派遣会社の担当者としては、派遣先のシフトが守られれば掛け持ちに口を出すことはしません。
まとめ
派遣バイトの経験がない学生さんやこれから始たい学生さんが気になる疑問点について、簡潔に答えてみました。
面接時の服装はそこまで気にしないで大丈夫。どうしても気になるなら面接に行く前に遠慮なく聞いて見ましょう。
履歴書も必要ありません。
準備しておけば「しっかりしているな」という印象付けはできますが、採否の判断にはあまり関係しません。
掛け持ちも無理をしないのであればOKです。
派遣バイトの多くは普通の学生バイトと比較して時給が高く設定されています。
例えば熊本市内エリアの場合、飲食店の学生バイトの時給は850円~900円が相場ですが、派遣だと時給1,000円以上の求人がゴロゴロあります。
派遣バイトの場合、同じ仕事内容・勤務条件であれば、時給に差がつくことはあまりないからです。
もちろん、時給だけでなく働きやすい環境や良好な人間関係を求める学生さんもいると思いますが、中に入ってみないと分からないのがバイトです。
そうであればより時給が高いバイトを選ぶことは必然かもしれません。
また、派遣でバイトをするメリットは始める前に職場の雰囲気やどんな人がいるかなど、担当者が詳しい情報を持っている点にあります。
特にその派遣会社から働いている人がいる現場であれば、根掘り葉掘り聞いてみましょう。
面接に行くときはその場で決めるのではなく、「話だけでも聞いてみよう」というくらいで臨んでみると良いかもしれません。
コメント